□□□ 真夏の大感謝祭 □□□
30年もの間私たちを楽しませてくれたサザンの活動休止発表からはや3ヶ月、17年ぶりの私のサザン参戦は突然決まった。私にとって1991年横浜アリーナ年越しライブ以来である。
運良く「真夏の大感謝祭」最終日24日のチケット(メインステージは照明台に隠れて見えないがサブステージの真正面追加販売席、しかも前から21列目の好ポジション)を2枚ゲットしたところまではよかったが、日産スタジアムまでの道のりは必ずしも平坦ではなかった。
まずは急に決まったのもあり相棒探しが難航した。妻にふられた後、いつも一緒にライブに行く友人に一旦は決まったものの仕事の都合で行けなくなったと連絡が入ったのが19日夜。そこから高校時代の友人、大学時代の友人、前の勤め先の同期に後輩と、いずれもサザンフリークかライブ好きばかり総勢8名に電話をしまくったが皆不調に終わる。
私が非常にもったいないと思ったのは8500円のチケットを1枚無駄にしてしまうということよりもサザン最後のステージを観戦できる人が1人減ってしまうということであった。必死の勧誘活動の末、弟の友人の参戦が決まり事なきを得た。前々日22日夜のことである。
次に私たちに立ちはだかったのは天気である。今年の8月は週末に崩れることが多かったがこの決戦日も予報は雨。こればかりはいくら私が努力してもどうしようもないとダイソーで100円の合羽を準備し当日に備えた。

長蛇の列のグッズ売り場
(天気はあいにくの雨)



記念撮影スポット
(ここも長蛇の列)


いよいよ決戦日。
親戚から土産にもらい大事にしていたJAL&サザンのコラボTシャツ(2003年製)と、初めて人前で袖を通すこととなったHappyのハッピを羽織り出陣。総勢4人で友人の車にて出発した正午は天気が何とかもちそうな雰囲気であったが横浜に近づくにつれ次第に雨足が強まりビショ濡れライブを覚悟する。
駐車場確保に多少の時間を要しながらもPM3時にはスタジアムに辿り着き、グッズ売り場を目指すと既に長蛇の列。しかし時間はたっぷりあるのでサザン談議に花を咲かせつつ傘を差し列に並び、妻に怒られない程度のお土産をゲット。
入場すると我々の席は前列からはカッパが必要というギリギリ雨のあたらないポジションであることが判明。喜びも束の間、いくらメインステージが見えないといってもちょっとぐらいは見えるだろうと思っていた席が本当に全く見えない席であったことも判明する。そして生ビールを飲みながら開演時間を待つ。
開演前から場内スクリーンにサプライズ企画が案内されていて(アンコール登場時に人文字をつくりメンバーを驚かせるというもの)徐々に気分が盛り上がってきた頃に開演、最後のサザンステージが始まった。

Happyのハッピで記念撮影


開演真近な風景
(メインステージは全く見えない..)


オープニングは「You」で始まり2曲目の「ミス・ブランニュー・デイ」で私は既にピークに達した。そして「LOVE AFFAIR」「女呼んでブギ」「ラチエン通りのシスター」と私の大好物が続き中盤のヤマ場は誰がなんと言っても「松田の子守唄」であろう。あの'桑田'が醸し出すコーラスが何とも言えない。
私たちが陣取った追加席組が最高に盛り上がったサブステージでは「涙のキッス」「チャコの海岸物語」「夕陽に別れを告げて」をアコースティックで聞かせてくれた。
ライブ中、気になったのは大声でフルコーラスを歌い続ける輩である。ちょうど私の斜め後ろにいた私と同年代の男二人組はスクリーンに映し出される歌詞をいいことにさながらカラオケボックス状態であった。武道館や東京ドームのような屋内ライブと違いこのような輩の歌声は悲しいかなどうしても聞こえてしまうものである。私の隣にいた30代の女性3人組はかわいそうに両耳の後ろに手をやりダンボにしていた。
終盤の3大バラードと新曲「I AM YOUR SINGER」後、サザンファン投票1位曲「希望の轍」からは皆総立ちとなりラストの「マンピーのG★SPOT」ではお決まりの変なかぶりもので登場した桑田には更なる歓声があがった。
アンコールサプラズ企画もメンバーを涙ぐませることで無事成功に終わり、サザンライブ正真正銘の最後の曲となった「YaYa」は桑田の指示通り瞼に焼き付けるべく、また30年の感謝を込めて直立不動で聞き、あっという間の3時間が終わった。

私にとってのサザンとのかかわりは初めてレコードを買った「勝手にシンドバッド」というよりも高校1年時のバンドでコピーした「MyForePlayMusic」から始まったといえる。今回のライブでこの曲をやってもらえなかったことは少々残念ではあったが桑田の言うようにまたいつの日かサザンとして聞かせていただきたいと思う。

この日を忘れない為にも以下に曲目を紹介しておく。
01.YOU
02.ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
03.LOVE AFFAIR 〜秘密のデート
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(04〜24はメドレー)
04.女呼んでブギ
05.いとしのフィート
06.お願いD.J.
07.奥歯を食いしばれ
08.ラチエン通りのシスター
09.TO YOU
10.C調言葉に御用心
11.働けロックバンド (Workin' for T.V.)
12.松田の子守唄
13.Hello My Love
14.朝方ムーンライト
15.思い出のスター・ダスト
16.夏をあきらめて
17.Oh! クラウディア
18.東京シャッフル
19.そんなヒロシに騙されて
20.あっという間の夢のTONIGHT
21.メリケン情緒は涙のカラー
22.顔
23.Bye Bye My Love(U are the one)
24.Melody (メロディ)
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25.愛の言霊 〜Spiritual Message〜
26.シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA
27.爆笑アイランド
28.ごめんよ僕が馬鹿だった
29.ロックンロール・スーパーマン〜Rock'n Roll Superman〜
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(30〜33はサブステージにて)
30.涙のキッス
31.チャコの海岸物語
32.夕陽に別れを告げて
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33.いとしのエリー
34.真夏の果実
35.TSUNAMI
36.I AM YOUR SINGER
37.希望の轍
38.OH!! SUMMER QUEEN 〜夏の女王様〜
39.エロティカ・セブン EROTICA SEVEN
40.HOTEL PACIFIC
41.ボディ・スペシャルII (BODY SPECIAL)
42.マンピーのG★SPOT
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(43〜46はアンコール)
43.夕方 Hold On Me
44.みんなのうた
45.勝手にシンドバッド
46.Ya Ya (あの時代 [とき] を忘れない)

社員のコラム08’11月号 海老沼優文