□□□ 震災時帰宅支援マップ 体験記 □□□


構造計算書偽造建築士問題や私のコラムなど地震にまつわる話題が絶えないこの頃ですが、首都圏大震災が近いと言われるようになってから一度は試してみたいと思っていた「都心より徒歩にて帰宅」体験を11月初めの晴れた日曜日に決行してみました。


娘の学校のある六本木を出発し、息子が通う人形町の小学校経由で帰宅するというプランを立案、家族も道連れにすることを思いつく。
体験日当日、息子がサッカー朝練からの帰宅するのを待ってまずは電車で六本木に向けて出発。もちろん当オンラインショップでも販売している昭文社「震災時帰宅支援マップ首都圏版」を片手にである。

六本木に着くとドンキホーテ屋上に建築中の話題の絶叫マシンを横目に学校に向かう。

鯛焼きをほおばりながら、
11:20、いよいよ「都心より徒歩にて帰宅」体験に向け中学校正門出発を出発する。

まずは六本木通りを東京タワーを目印にロシア大使館経由で桜田通りまで移動。ここから皇居まで北上、12:00桜田門に到着。

二重橋(正門石橋)前で休憩をしていると皇宮警察門番の交代式を偶然にも見ることができた。
これは一見の価値がある。
(左の写真は宮内庁HPより拝借)

12:50、丸の内オアゾ古奈屋でランチ。無類の米好きの息子が1150円の五穀米カレー雑炊を注文し他の3人は1050円のカレーうどんを注文。高いうどんだったがこれがかなり美味く、残ったスープがもったいないと追加注文したライスを入れてカレー雑炊風にして全てたいらげた。
たっぷり休憩をとった後、13:50、人形町の小学校に向けて出発。
まずは道なりに日本橋を目指し、橋を渡ってすぐの三越前交差点を右折し人形町方面へ向かう。
14:20、小学校に着くが立ち止まることもなく我が家の方角にターンし、歩きつづける。ここからは国道6号線・水戸街道をひたすら北上することになる。運動不足の私は足の裏に若干の痛みを感じ始める。
浅草橋を過ぎ、15:00蔵前のコンビニに水分補給のため立ち寄る。休憩はとらず水分も歩きながら補給することにした。
15:20浅草を素通りした後、隅田川を言問橋で渡りさらに北上を続ける。私はこのあたりより左膝にも痛みを感じ始めた。元気のよかった子供たちにも異変が起こり始めたが心を鬼にしてペースを落とさず進みつづけた。
16:00向島通過後、16:30最後の難関四ツ木橋を渡る。
普段はなんてことのない橋であるがすでに4時間も歩きつづけている我々にとっては至難の橋であった。
そして無事に一人の脱落者も出さずに完走(歩?)した自分たちへのご褒美としてコンビニで好きなデザートを一個ずつ買い、16:50我が家に到着。


六本木を11:20に出発し我が家到着が16:50。昼食休憩の1時間以外は全く休憩をとらずに約4時間半歩いたことになります。子供たちが腰につけていた万歩計は3万歩を示していました。
この日の風呂が最高に気持ちよく、ビールが最高に旨かったことは言うまでもありません。

社員のコラム05’12月号 海老沼優文